Must, Can, Will

(反則技とは言われるけれど)

コミュニケーションの反則技の代表に「3の字固め」があります。相手の理解を振り切る速度で,主張の背景や根拠など3点を並べ立て,強制的に納得させるという反則技です。十分な速度があれば,3点が相互に独立していなくても,根拠は3つとして納得されます。

この場合,3であることに何か特別な意味があるような気がします。つまり,4でも5でも良いのでしょうが,どちらかというと3であることに意味があるような気がします。

ちなみに,事業構想の作成でよく使われる枠組みにSWOT分析があります。SWOT分析を説得の技として表現すれば「4の字固め」になります。「5の字固め」もあります。マイケル・ポーターが作成したファイブフォース分析のフレームです。

しかし,「4の字固め」や「5の字固め」では,「相手の理解を振り切る速度」という条件は実現し難いと思います。反則技として効果的なのは,やはり「3の字固め」です。

昔ある顧客企業での昼食時にそんなことを話題にしましたところ,同席の方から,3であることに関連して,守破離という言葉を紹介されました。弁証法や,もっと直接的に3と関係する3段論法のお話も出ました。真善美や知情意などのご紹介もありました。

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