ニーズをシーズに変える大学の知力

(活発な産学協同)

産学協同が盛んです。昔,強く反対された歴史があったことなど信じられません。というより,若い方々はそんな時代があったことなどはご存じなくて当たり前だと思います。しかし,そんな時代もありました。

反対の背景にあった一つの主張が,研究者の自由が侵されるということでした。産業のニーズを研究の動機とするのは問題であるという見解でした。戦時中の軍事研究に対する経験や記憶が背景にあったようです。

(頼もしい主張)

個人的な印象ですが,最近の大学の若手研究者からは,産業界を強く意識した発言を聞くことが多くなった気がしています。ご自身の研究成果になるはずはないのに,自発的に市場調査を遂行されている方にもお会いしたことがあります。

高度な理論を難しそうに話される若い研究者にも妙な魅力を感じますが,社会貢献と市場の獲得を力強く語る若手の研究者には大変な魅力を感じます。「こんな部下がいてくれたなら」といった思いがわいてきたりします。

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