オプトエレクトロニクスの萌え

(ME)

私が入社した企業は当時シンクタンクと呼ばれていました。そして,シンクタンクの社員は,研究員あるいはリサーチャーと呼ばれていました。各研究員は,自分の専門性を活かせる分野を担当し調査に従事していました。

組織的に活動するというよりそれぞれの専門性を活かして,どちらかというと個人ベースでの活動が主でした。各自に割り当てられた本棚や机の上には,それぞれの仕事の分野に関連した本や雑誌が並んでいました。

ですので,本棚や机の上を見ると,普段,顔を合わせることのない他部の方でも何を専門として活動しているかが推測できました。ある時,先輩の机の上に「ME」という雑誌を見つけ,マイクロエレクトロニクスの雑誌かと勘違いしたことがあります。

(オプトエレクトロニクスとME)

その先輩が専門分野の一つとしていたのが,メディカルエレクトロニクスでした。話を伺うと大変に重要な分野ですが,なかなか調査の仕事が取れないとのことでした。そのように,重要な分野であってもなかなか仕事にならないという分野は結構あります。

オプトエレクトロニクスは,他のエレクトロニクス分野と同様にME分野でも,どんどん実用化されていきました。レーザを利用した各種の治療機器,あるいは血流センサーをはじめとする各種のセンサーがよく話題になっていました。

オプトエレクトロニクスの応用は高度化し,セルソータをはじめ,ゲノム分野でもオプトエレクトロニクスの実用化は進みました。オプトジェネティックスという,大きな発展可能性のある分野も生まれましたし,がん治療でも大きな期待がもたれています。

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