分からないのにありがたい

(度々お経を聞くようになりました)

年を取ったことの自然な結果で,葬儀への参加頻度が増えました。そのため,お坊さんの読経を聞く機会も増えました。これまで宗教とは関係のない人生を送ってきた結果で,何度読経を聞かせて頂いても内容は全く理解できません。

しかしむしろ,読経の意味が分かるような方は,玄人,つまりお坊さんか宗教の専門家だけかと思います。素人の私は,仕方がないので,お経は内容を理解できるかどうかは関係なく,聞くだけでありがたみがあるのだと思い込みます。

(仏教以外はどうでしょうか)

とにかく,漢文で書かれたお経は読めません。口語訳のお経もありますが,読み上げても読経とは対応させられません。昔はどうだったのでしょうか。結構理解されていたのでしょうか。「門前の小僧習わぬ経を読む」の小僧さんも意味は理解してません。

他の宗教,例えばキリスト教やイスラム経では,聖書やコーランがあり,日本語に翻訳された内容からは意味は読み取れます。聞くだけでは意味が取れない,読経のような表現もあるのでしょうか。

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