反射板による反射

1. はじめに

前号で紹介したように,連載「ひかり探検」は,OSA(米国光学会)が発売している,光学実験キット『EXPLORE OPTICS』を使い,いくつかの基本的な実験を紹介するものである。この実験キットは,国内では,オプトロニクス社の「光のオンライン書店」において購入することができる。

http://shop.optronics.co.jp/products/detail.php?product_id=625

筆者は,この連載の前に,同じく月刊オプトロニクスにおいて,「ひかり発見」という,やはりOSAが発売している教材の解説を行ってきた。この教材も,初歩的な内容を多く含むため,その内容の一部が,今回の連載と重複することを容赦いただきたい。全体的な傾向として,「ひかり発見」が部品を中心にして解説したのに対して,「ひかり探検」は物理現象を中心にして解説することになると思われる。

今回は,反射の法則と,反射板を用いて鏡像を作ることにより,虚像について学習する。

2. 実験

2.1 実験に必要なもの
キットに含まれているもの:赤色の反射板,白色のレーザーフィンガーLED 1個

自分で用意するもの:定規,鏡,コピー手段

2.2 実験内容
2.2.1 ①反射板による反射
図1.1 実験シート
図1.1 実験シート
図1.1の点線の位置に反射板を置く。図の左上と右上に星印が書かれている。左上の星印が反射板に映るが,その像が,右上の星印に重なるようにする。この時,星印だけでなく,図に描かれているあらゆるものが,反射板越しに見える。図の中のいろいろな点から点線までの距離と,反射板に映っている,それらの像から点線までの距離を測ってみよう。

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