気球

ルネサンス期を代表するレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452−1519)は人力ヘリコプターや鳥の形をしたオーニソプターなどを考案し,1496年に行った実験では虚しい結果に終わっていたようです。

鳥のように空高く飛ぶのは人類の長年の夢で,後の18世紀に入ると具体的な事例が多く見られます。例えば1709年にポルトガルの司祭バルトロメウ・デ・グスマン(1685−1724)が「パッサローラ」と称した空中船の特許を取得しています。船と幌馬車の中間的な構造で風の力で浮かそうとするものです。模型実験もしているようですがその状況は不明な点ばかりです。

又,1763年にはドイツの発明家メルヒオール・バウアー(1733−?)が固定翼と人力で動かす翼を付けた飛行装置を発明しています。更に,1781年にドイツ・バーデン大公国の建築家だったカール・フリードリヒ・メールヴァイン(1737−1810)が人力による羽ばたき式オーニソプターで飛行を試みますが成功したとの記録はありません。そして1783年に,フランスのモンゴルフィエ兄弟(兄ジョセフ:1740−1810,弟ジャック:1745−1799)が作った熱気球と,シャルルの法則でも知られるフランスの物理学者ジャック・シャルル(1746−1823)が考案した水素ガス気球による飛行が成功するのです。

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