ニデック,ハンディタイプ眼底カメラを発売

ニデックは,デジタルメディカルスコープDS-20F「VersaCam α」を発売する(ニュースリリース)。出荷開始は3月1日を予定している。

この製品は,目の奥にある(眼底)患部の状態をデジタルカメラで撮影・記録し,搭載の液晶モニターで表示することができる。また手持型の装置であるため,患者の居る場所や状況を限定することなく撮影・診断・説明が可能。瞳の奥にある眼底を撮影し,さまざまな眼疾患を診断する。医師は眼底の血管形状や網膜の色を観察し,緑内障や網膜剥離,糖尿病性網膜症,動脈硬化などの診断を行なう。

この製品は,シリーズの中でも眼底撮影用レンズを組み合わせたモデル(DS-10F)に,より高精細なイメージセンサを採用し,オートフォーカス機能,撮影領域の拡大,内部固視灯,およびタッチパネル付液晶モニターなどを加え,眼底撮影に特化させた追加モデルとなる。

「DS-10F」では画角(撮影範囲をあらわす角度)が40度だったが,新製品は据え置きタイプの眼底カメラと同等の水平画角45度の撮影に対応し,撮影領域が拡大した。これによって,検診に必要となる黄斑や乳頭などの撮影が簡単になり,診断性能が向上した。

内部固視灯とは,装置を覗いた際に患者さんに見てもらう光の目印。内部固視灯を注視させることで視線を固定する。これによって撮影画像の位置を誘導しやすくなり,必要な部位を安定して撮影出来るようになった。

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