TDSL,包装シートの欠陥検査装置を発売

東芝デジタルソリューションズ(TDSL)は,錠剤やカプセルのPTP包装シート(錠剤やカプセルを容器状のプラスチックとシート状のアルミでパックした包装で,薬の劣化・変質・破損を防ぐ)の生産ラインで,さまざまな欠陥を高速・高精度で検査する「PTP外観検査装 BLISPECTOR®」機能強化版の販売を2019年6月25日から開始した(ニュースリリース)。価格は最小構成で1,500万円~(税別)。

この装置は製薬会社のPTP包装シートの生産ライン上に,カメラと照明を設置し,ラインを流れる包装シートを撮影することで,錠剤の欠け・カプセルのへこみ・シートへの異物混入などさまざまな欠陥を自動で画像検査するシステム。

これまでは,錠剤・カプセルを登録する際,形・大きさ・色などの特徴に合わせた品種設定作業の必要があり,「設定に時間を要する」「オペレータの感覚や経験則で設定するため設定値がばらつく」などの課題があった。

このため同社は2018年に機能強化を行ない,撮影画像から錠剤・カプセルの形・大きさ・色などの特徴量を自動で検出・測定し,良品・不良品の判定基準値や検査範囲を自動的に登録する「自動品種設定機能」を透過光検査(錠剤・カプセルのシルエット(影)をカメラで撮影)に適用した。

今回,反射光検査(錠剤・カプセルの表面の様子をカメラで撮影)にも「自動品種設定機能」の適用範囲を広げた。これによりアルミシートでのシール(封印)工程前だけでなく,シール工程後での品種設定の自動化も可能となり,生産ラインのあらゆる箇所に設置した検査装置で作業の効率化と検出力の強化を図れるとしている。

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