佐賀大ら,カメラ映像でドローンを自律飛行制御

佐賀大学と,人工知能・ロボティクス技術のアトラックラボは,共同でARマーカーを活用した屋内でのドローン制御を開発した(ニュースリリース)。

ドローンに搭載したARマーカーを俯瞰カメラによって認識し,ドローンの3次元位置を計測する。さらに,画角が一部分重なるように設置された複数のカメラ映像が一つの空間としてPC上に構築されるため,長い廊下や大規模倉庫など1台のカメラではカバーできない広範囲の空間における自律飛行制御を可能とした。

ARマーカーを用いた制御システムは,佐賀大学が開発,ドローンに実装した。アトラックラボは,ドローンの自律制御や通信などを担当した。

従来,ドローンのGPSを用いない自律飛行制御では,LiDARやステレオカメラが必要だったが,この方式では安価なWEBカメラなどが使用できるため,コスト面でも大きなアドバンテージがあるという。

研究グループは今後,ドローンだけでなく,屋内をUVを用いて消毒したり,ビニールハウスで農薬散布や収穫の援用を行う自律型ローバー(車両型ロボット)の制御など,コストの制限が大きい分野などに応用していくとしている。

その他関連ニュース

  • 2035年,自動運転シャトル国内市場は322億円 2020年09月28日
  • Cepton,車載向け新型LiDARを発表 2020年09月25日
  • 富士通,車載カメラ映像解析プラットフォーム発売 2020年09月10日
  • 2045年,自動運転レベル3車両は4,280万台に 2020年09月07日
  • 東芝の画像認識プロセッサ,中国のADASに採用 2020年08月17日
  • サンテック,LiDAR技術がOSA誌に掲載 2020年08月05日
  • 光響,ドローン搭載用LiDARユニットを発売 2020年07月09日
  • 東芝,非機械式LiDARで検出距離4倍のSiPM開発 2020年07月07日