ステンドグラスは永遠だけど

僕にとって初めてのヨーロッパは,チェコ共和国のブルノーという街だった。ブルノーはチェコ第2の都市で,遺伝学で有名なメンデルを輩出した伝統ある都市だ。だけれども,僕が訪れた1995年当時は自由主義化のためのシルク革命から少ししか経っておらず,ブルノーもまだ社会主義国時代の名残の残る,どこか憂愁が漂う雰囲気の街だった。学会の合間に少し街をぶらついてみると,子供たちが東洋人の僕たちを物珍しげに眺めていたけれども,きっと今では違ってしまっているだろう。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  
新規読者登録フォーム

同じカテゴリの連載記事

  • 信号機の威厳
    信号機の威厳 月谷昌之介 2019年05月17日
  • 鼻血の話
    鼻血の話 月谷昌之介 2019年03月28日
  • 豆電球にシンパシー 月谷昌之介 2019年02月22日
  • ノーベル賞とピンセット
    ノーベル賞とピンセット 月谷昌之介 2018年12月25日
  • 幻日の現実
    幻日の現実 月谷昌之介 2018年11月16日
  • 憧れのシャンパンゴールド
    憧れのシャンパンゴールド 月谷昌之介 2018年10月22日
  • 失せ物がたり
    失せ物がたり 月谷昌之介 2018年09月25日
  • 瞳に炎
    瞳に炎 月谷昌之介 2018年08月07日