蛇女と蛇の目

hikari_1506_01

僕がまだ学生だった頃,「蛇女」というものを見たことがある。大きなお祭りで露店が立ち並ぶ公園の一画に,「蛇女」の見世物小屋がかけられていた。「蛇女」で真っ先に想像したのは,妹が読んでいた少女漫画に連載されていた,楳図かずおの「へび女」だ。母親が蛇に乗り移られて,時々鱗だらけの口裂け女になって主人公を恐怖のどん底に陥れるという話だった。でも,見世物小屋の檻の中に居た蛇女はそんな妖怪ではなく,ビキニの水着を纏った中年の女性だった。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  
新規読者登録フォーム

同じカテゴリの連載記事

  • 音に色? 月谷昌之介 2020年05月27日
  • はるかなる蜃気楼 月谷昌之介 2020年05月25日
  • 三方一両損 2020年05月18日
  • メタボとイノベーション 2020年04月30日
  • 評価のパラドックス 2020年04月16日
  • 魔鏡魔境 月谷昌之介 2020年04月10日
  • カテゴリーの脳内フローラ 2020年03月31日
  • 情報通信の通信機能以外のご利益 2020年03月18日